最終日の11日午後2時からは、オンライン配信展覧会もある

その場の音や動きを映像に投影する作品=佐賀市本庄町の佐賀大

 佐賀大学芸術地域デザイン学部の映像デザインゼミ(中村隆敏教授)4年生10人の作品展が、佐賀市本庄町の佐大総合研究1号館で開かれている。新型コロナウイルスで変化した考え方や価値観をにじませる作品12点を展示している。11日まで。

 テーマは「無価値の価値 Null World」。3年次の2020年度は従来と異なり、オンライン形式でゼミが続いた。複数で行っていた制作も1人で取り組む場面が増え「自分を見つめ直す機会が増えた」との声も上がった。

 映像作品やデザインパネルなど今回の作品展には、これまで“お蔵入り”していたイラスト作品なども出品された。「見てもらうという『つながり』により、価値が生まれるという心境の変化があった」という。

 その場の音や動きを映像に投影するインスタレーション、映像作品もある。「コロナ前はこうだったのに…と言いがちなので、今を感じてもらおうと思った」。共同制作した宮崎真優さん(21)と益田祐輔さん(21)は意図を語った。(川﨑久美子)

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