仕出し料理製造・販売のハカセコーポレーション(伊万里市、池田敬太社長)とグループ会社6社が、佐賀地裁武雄支部から破産手続きの開始決定を受けた。決定は3月31日付。7社の負債総額は計約6億6700万円。従業員約40人は解雇した。グループの事業の一部は別会社が引き継いでいる。

 1975年に和服販売を目的に創業、その後、仕出し料理業を展開。伊万里市を中心に県内や長崎県諫早市などで営業基盤を構築し、14年9月期には売上高約4億9千万円に上った。

 14年12月に製造・販売を分社化し、同社はグループの資産管理会社となった。飲食業にも進出したが、競合激化や冠婚葬祭の簡素化などで業績が悪化。新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちをかけ、事業継続を断念した。債権者は計25社で、債権者集会は6月2日、佐賀地裁武雄支部で開かれる。(東京商工リサーチ佐賀支店、帝国データバンク佐賀支店調べ)

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