佐賀県は9日、これまでに新型コロナウイルス感染が確認された人のうち、新たに3人が変異株に感染した疑いがあると発表した。県内の変異株感染疑いは累計で11人。8~11例目の4人は、クラスター(感染者集団)が発生している佐賀市松原のホストクラブ「JOKER(ジョーカー)」の関係者らで、変異株が絡むクラスター発生は県内では初めてになる。

 ジョーカーを巡っては、経営者1人と従業員5人の店舗関係計6人、関連で従業員の友人1人の感染が確認された。この7人のうち、変異株を見つけるスクリーニング検査をした4人が全て陽性だった。他の3人も実施する。陽性と判明した検体は国立感染症研究所に送る。

 県は変異株感染疑いの9~11例目に関し、海外渡航歴はないと説明した。2人は軽症で県外での行動歴はなく、1人は無症状で福岡県内での行動歴があった。6日に公表していた8例目の人もジョーカー関連で、軽症で海外渡航歴や県外での行動歴はない。

 2~4例目は感染研でゲノム解析をした結果、いずれも英国株だった。2例目は40代女性、3例目は30代女性、4例目は30代女性で、3人とも県内在住。県内で変異株の感染が確定したのは計4人になった。

 県は9日、10~60代の男女9人の新型コロナ感染を新たに確認したことも公表した。7人が既に感染が分かっている人の関係者だった。(円田浩二)

 9日に発表した感染者の内訳は次の通り。
 【佐賀市】10代男性、20代男性2人、20代女性、60代男性【唐津市】30代男性、40代女性【伊万里市】50代男性【武雄市】20代男性

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