現状やこれからの目標について、秀島市長らに発表する就農者ら=佐賀市役所

 新規就農者を育てる「佐賀市トレーニングファーム研修」を修了し、ホウレンソウ栽培に取り組む4人がこのほど、佐賀市役所に秀島敏行市長を訪問した。4人は営農のやりがいや大変さ、今後の目標を語った。

 佐賀市役所を訪れたのは、佐賀市トレーニングファーム推進協議会の水田強会長(67)、研修1期生の西岡央真さん(25)、大野誠士さん(56)、大野美由起さん(51)、2期生の大平竜也さん(32)。

 4人は「農業を通し、成長する自分を感じている」「来年はハウスの増設を申請する」などと就農後のやりがいや展望を話した一方、「思った以上に厳しい。産みの苦しみも感じている」と苦労にも触れた。

 秀島市長は「厳しい部分もあると思うが継続していただき、地域が潤うよう頑張って」と激励した。

 佐賀市のトレーニングファームは2018年1月に開始。2年間の研修期間を経て3組4人がこれまでに富士町内で就農した。現在は4組5人が研修を受けている。

 水田会長は「山あいの集落では多くの課題があるが、トレーニングファームの事業を通じて、子どもたちの声が響くようになり地域が元気になるなど、多面的な効果が生まれてきた。これからも事業を後押ししてほしい」と話した。(川﨑久美子)

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