番組パーソナリティーのよしのがり牟田さん(左手前)と一緒に生放送に臨む生徒ら=24日、佐賀市のえびすFM

 佐賀市(さがし)の龍谷(りゅうこく)中・高(吉松幸宏校長)の生徒らが出演(しゅつえん)するラジオ番組「スマイル・ダイアリー」が3月、放送100回目を迎(むか)えました。旬(しゅん)の話題を自分たちの言葉で発信しており、生徒らは「若者(わかもの)の考えや学校での様子など、いろんな世代の人に知ってほしい」と呼(よ)び掛(か)けています。
 佐賀市の地域(ちいき)コミュニティーFM放送(ほうそう)局「えびすFM」(89.6メガヘルツ)で、毎週水曜の午後6時から55分間の番組を生放送しています。パーソナリティーのよしのがり牟田(むた)さんと共に生徒や教職員(きょうしょくいん)などが情報(じょうほう)発信しています。
 放送局から提案(ていあん)があり、校外での活躍(かつやく)の場や、教師(きょうし)以外から学ぶ場を設(もう)けようと、半年ほど打ち合わせを重ね、2019年1月に放送を始めました。17日の放送が100回目でした。
 生徒は誰(だれ)でも出演でき、回を重ねるごとに成長する姿(すがた)を見守るのも、面白(おもしろ)さの一つです。担当(たんとう)の松尾経典(つねのり)教諭(きょうゆ)(50)は「臨機応変(りんきおうへん)な切り返しなど、意外な才能(さいのう)を見せてくれる生徒も多い」と話します。
 生徒の自信にもつながっています。高校1年の深川礼乃(れの)さん(佐賀市)は「牟田さんが気さくで友達のように話せた」、同じく高校1年の岡本奈々(なな)さん(同)は「前よりも人前で話すことの自信がついた」と振(ふ)り返(かえ)っていました。
 えびすFMの池田眞由美社長も「思いの外、子どもたちのしゃべりがうまい」と褒(ほ)めています。「インターネットで何でも発信できる時代だからこそ、自分の思いを伝えることや責任(せきにん)を学んでほしい」と言います。(3月31日付14面・森田夏穂)

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