自分らしく生きることができる世界

 日本で「女性(じょせい)差別(さべつ)撤廃(てっぱい)条約(じょうやく)」が批准(ひじゅん)されて、35年が過(す)ぎました。では、差別はなくなったのでしょうか。
 男女平等の先進国、スウェーデンの10歳(さい)の女の子・エッバはある日気付きます。新聞に載(の)っていた「世界の権力者(けんりょくしゃ)」の写真は、おじさんばかり…。どうして女の人はいないのでしょう。その年のG8のリーダーに、女性はいませんでした。
 エッバはこの疑問(ぎもん)について、いとこや友達と話し合いを始めました。おばあちゃんに教えてもらいながら、女性の権利(けんり)についても調べていきます。そこには、エッバが知らなかった長い歴史がありました。
 選挙権(けん)を獲得(かくとく)し、同じ教育を受けるようになっても、女だから、女らしくという人は大勢(おおぜい)います。そこに差別はないのでしょうか。 フェミニズムは、男女で考えるものです。男も女もみんなが自由に、ありのままに、自分らしく生きることができる世界にするには、どうすればいいのでしょう。あなたも、エッバと一緒(いっしょ)に考えてみませんか。(司書ネットワーク課 中山 洋子)


【ほかにもこんな本をおすすめ!】

▽わたしは女の子だから
 ローズマリー・マカーニー/文 ジェン・オールバー/文 プラン・インターナショナル/文 西田 佳子/訳(西村書店)
▽女と男のちがいって?
 プランテルグループ/文 ルシ・グティエレス/絵 宇野 和美/訳(あかね書房)
▽男の子でもできること
 プラン・インターナショナル/文 金原 瑞人/訳(西村書店)

 

 【図書館へ行こう】
 紹介している県立図書館の本は、皆さんが住んでいる市や町の図書館からも借りることができます。本の世界に触れてみてください。問い合わせは県立図書館、電話0952(24)2900。

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