有田国際陶磁展(佐賀県・有田町・有田商工会議所主催、佐賀新聞社など後援)の審査が7日、有田町の県立九州陶磁文化館などで開かれた。美術工芸品・オブジェ部門の最高賞(文部科学大臣賞)は、有田町の中村清吾さん(45)=清六窯=が2度目の受賞。産業陶磁器部門の最高賞(経済産業大臣賞)は、同町の原田吉泰さん(39)=吉右ヱ門製陶所=が2回連続3度目の選出となった。

 新型コロナウイルスの影響で昨年は中止となり、開催は2年ぶり。中村さんの「白磁鉢」は「技術力と造形力が表れた作品。磁土ならではの土の立ち上げが力強く、存在感がある」と講評された。

 原田さんのプレートの作品「釉彩光描(ゆうさいこうびょう) 佳芳(かほう)」は、「上絵と下絵、サンドブラストを重層的に用いて、空間を感じさせる。芳香の視覚化を意図し、幻想的な美しさ」と高く評価された。

 美術工芸品・オブジェ部門は前回より9人少ない94人から102点、産業陶磁器部門はコロナ禍の影響もあって前回より34人少ない55人から70点の応募があった。今年はコロナ禍で海外からの募集は中止した。

 表彰式は28日、県立九州陶磁文化館で開かれる。美術工芸品・オブジェ部門の入賞入選作は同館で、産業陶磁器部門の全出品作は県陶磁器工業協同組合で29日~5月9日まで展示する。産業陶磁器部門は販売もある。

(古賀真理子)

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