佐賀県の海外展開支援事業採択企業によるオンラインでの報告会

 海外市場への販路拡大に取り組む佐賀県内の企業による報告会がこのほど、オンラインで開かれた。新型コロナウイルスの影響で対面式の商談が難しくなる中、インターネットやSNSを活用した新たな営業の手法などを共有した。

 佐賀県の補助事業「中小企業海外展開ステップアップ支援事業」に採択された3社が実績を報告した。

 西松浦郡有田町の徳永陶磁器は、海外アーティストと連携して磁器のタンブラーを開発。底にQRコードを付けて、同社の公式インスタグラムを閲覧してもらう工夫も凝らした。中国からインスタグラムを通じて生産依頼があったといい、徳永隆信社長は「物が旅をするような仕組みを作った。国内外に向けた製品になった」と手応えを語った。

 そのほか、日本貿易振興機構(ジェトロ)の支援で台湾や英国などとオンライン商談も実施したという。徳永社長は「これからは、消費者の関心を引きつけて購買や商談成立につなげる『インバウンドセールス』が必要」と話した。

 県は、新年度の補助金申請を9日まで受け付けている。200万円を上限に経費の3分の2まで補助する。問い合わせは県流通・貿易課、電話0952(25)7146(中島佑子)

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