人命救助への貢献で感謝状を受け取った宮﨑幹彦さん(右)=鹿島警察署

山岳救助で感謝状を受け取った宮﨑幹彦さん=鹿島市の鹿島署

 鹿島署は7日、山岳救助への貢献で鹿島市高津原の塾経営者の宮﨑幹彦さん(58)に感謝状を贈った。登山中に滑落事故に居合わせ、衛星利用測位システム(GPS)に基づく正確な位置情報を通報時に伝えて救助につなげた。

 宮﨑さんは3月中旬、太良町の多良岳を登っていた時に「お父さん」と叫んでいる女性を見つけた。下を見ると夫の60代男性が斜面を滑り落ち、あばら骨が折れて動けなくなっていた。119番した際に説明した位置情報を頼りに救助隊員が現場に駆け付けた。

 男性は通報から約5時間後に救助された。現在は退院し、宮﨑さんにお礼を告げたという。宮﨑さんは「本当に助かってよかった。自分も山登りが好きなので準備を欠かさず、気を付けたい」と語った。坂本秀人署長は「適切な対応がなければ重大な事案になっていた。心から感謝したい」と述べた。(中島幸毅)

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