「追突注意」などのプレートを掲げ、ドライバーに安全運転を呼び掛ける参加者=吉野ヶ里町の国道34号

出発式で、ランドセルカバーの贈呈を受けた新小学1年生=佐賀県庁県民ホール

春の交通安全県民運動の出発式で、白バイを見送る新小学1年生ら=佐賀県庁前

 春の交通安全県民運動が6日、佐賀県内で始まった。県の人口当たりの人身事故件数は高水準で推移しており、各地でチラシの配布など街頭活動を実施して歩行者の安全確保や安全運転の意識向上を図る。15日まで。

 県庁で開かれた出発式には約50人が参加した。県やサガン・ドリームスなどの共同事業として県内の新小学1年生約7000人に贈るランドセルカバーが披露され、赤松小の田島つむぎさんと浅川遙真君、本庄小の飯塚小雛さん、北川副小の内田陽葵さんが代表して受け取った。

 松下徹県警本部長はあいさつで「一体となって取り組み、悲惨な交通事故のない安全で安心な佐賀県の実現につなげたい」と述べた。県警交通機動隊の川﨑洋小隊長は「歩行者が安全に道路を利用できる交通環境づくりに全力で取り組んでいく」と決意表明した。

 吉野ヶ里町では昨年から取り組む運動「YOSHINOGARI ANZEN ACTION」の一環でキャンペーンを実施し、町職員や神埼署員、陸上自衛隊目達原駐屯地の隊員ら約60人が参加した。国道34号の沿道に並んで「追突注意」などのプレートを掲げ、ドライバーに安全運転を呼び掛けた。

 町の担当者は「取り組みの成果を実感している。これからも継続していきたい」と話した。

 昨年1年間の県内の人身交通事故は3758件(前年同期比1282件減)で、人口10万人当たりの件数は全国ワースト4位。今年は5日現在、927件(前年比142件減)の人身事故が発生し、10人(同3人減)が亡くなっている。(松岡蒼大、森田夏穂)

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