アジサイに似た白い花を付ける瓊花。陽気に誘われ、平年より1カ月ほど早く満開を迎えている=佐賀市久保田町の県立森林公園

 佐賀市久保田町の県立森林公園で、鑑真和上ゆかりの花「瓊花(けいか)」が見ごろを迎えている。鑑真が奈良時代に嘉瀬津に上陸したという伝承にちなみ、中国・揚州市から贈られた約40株が純白の花を無数に付け、かれんに咲き誇っている。

 瓊花はスイカズラ科で高さ3~4メートルに育ち、小さな花の回りをガクが彩る姿から「八仙花」とも呼ばれる。約30年前に株分けされ、園内の「鑑真和上嘉瀬津上陸の碑」の脇に植えられているが、今年は気温が高いため、例年より1カ月早く満開を迎えた。見ごろは4月中旬までという。

 春休みの最終日に公園で遊んでいた佐賀市・兵庫小4年の中迫宥人さんは「初めて見たけど、アジサイに似ていてきれい」と目を輝かせた。(山口源貴)

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