三養基郡みやき町長選で初当選し、集まった支援者と万歳三唱をする岡毅氏(中央)=4日午後10時57分、みやき町東尾の事務所(撮影・山田宏一郎)

 任期満了に伴う三養基郡みやき町長選は4日投開票され、無所属新人で前町企画調整課長の岡毅氏(50)=東尾=が6511票を獲得し、現職で無所属の末安伸之氏(64)=4期、簑原=に349票差をつけ、初当選した。3町合併でみやき町になった2005年以来、16年ぶりに町政トップが交代する。投票率は59・83%で、前回05年の73・11%を13・28ポイント下回った。併せて実施された町議補選(被選挙数1)の当選者も決まった。

 岡氏は4日夜、東尾の事務所前で深々と頭を下げて感謝し「いろんな方々に助けられ、最後に素晴らしい波がみやき町を覆い尽くした。この波はこれからもっと大きくなる」と述べた。任期は10日から4年。

 岡氏は「みやきを取り戻す」をスローガンに、町政刷新の必要性を強調した。町財政に関しては、ふるさと納税への依存度を問題視し「このままでは近い将来、立ちゆかなくなる」と指摘、「町民不在の無駄遣いをやめ、町民が本当に望んでいる施策に取り組んでいく」と訴え、支持を得た。

 末安氏は定住促進策や、ふるさと納税で財政安定化を図ってきたことなど4期の実績をアピールした。新型コロナウイルスのワクチン接種を控え「いまトップが変われば混乱する」と町政継続を訴えたが、多選批判をかわせなかった。

 当日有権者数は2万1320人(男性1万87人、女性1万1233人)。3日まで4日間の町長選の期日前投票者数は4280人、不在者投票は97人だった。(瀬戸健太郎、樋渡光憲)

【関連記事】
三養基郡みやき町長選挙、岡毅氏が初当選(2021年4月4日)
このエントリーをはてなブックマークに追加