人形浄瑠璃「三番叟」の場面(唐津人形浄瑠璃保存会提供)

 唐津人形浄瑠璃保存会(竹本鳴子会長、唐津市)による人形浄瑠璃「文楽」の公演が18日午後2時から、佐賀市の東与賀文化ホールで開かれる。語り手である太夫と三味線奏者、人形が一体になった伝統芸能を体感できる。

 人形浄瑠璃は、三味線を伴う語り物に合わせ演じられる人形劇。当日は五穀豊穣ほうじょうを願う荘厳な「三番叟さんばそう」や、太夫と三味線による素浄瑠璃「絵本太功記」の名場面「十段目 尼ヶ崎の段」を披露する。「曳山やまばやし」や「松浦潟」など唐津にちなんだ三味線演奏や舞踊もある。人形浄瑠璃「壺坂霊験記つぼさかれいげんき 山の段」では夫婦愛を表現する。

 会は竹本さんが中心になって2011年に設立され、人形浄瑠璃の保存や継承に取り組んでいる。18年には米国のニューヨークで初の海外公演を成功させた。竹本さんは浄瑠璃指導者として九州を中心に伝統芸能の普及活動をしていて、16年に県芸術文化賞を受賞した。

 チケットは自由席で千円、大学生以下500円。未就学児は入場できない。問い合わせは東与賀文化ホール、電話0952(45)3939。(花木芙美)

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