155人が参加し、県内で初めて開かれた日本バレエ協会九州北支部のバレエコンクール=鳥栖市宿町の鳥栖市民文化会館

 佐賀、福岡、長崎3県による日本バレエ協会九州北支部(坂本順子支部長)の第16回バレエコンクールが3月31日と4月1日、鳥栖市民文化会館で開かれた。佐賀での開催は初めてで、出場者155人が日頃磨いた技術や音楽性、美しさを披露した。ジュニアの部は池永遥華さん(13)=須貝りさクラシックバレエ・福岡県=がヴァリエーション審査と、8月に東京で開かれる全日本バレエ・コンクール本選出場者を決める審査でトップに選ばれた。

 コンクール出場に向けてステップアップを目指すプレコンクール部門と、コンクール部門を開いた。コンクール部門はジュニアの部(10~15歳)、シニアの部(16歳以上)に分かれ、本選の課題曲によるヴァリエーション審査でテクニックや舞踊性、音楽性、美観などを総合的に競った。入賞者は次の審査に進み、全日本バレエ・コンクール本選の出場者が選ばれた。

 佐賀での開催に合わせて県内からの参加者も多く、坂本支部長は「バレエを通じて地域に芸術文化を広げたかった。コロナ禍の中、地元の協力で開催ができ、参加者も多くてありがたかった」と話した。審査員を務めた世界的バレリーナの中村祥子さん(佐賀市出身)は「子どもの頃を思い浮かべながら新鮮な気持ちで審査した。バレエに何が必要か、あらためて見えてくるものがあった」と話していた。(樋渡光憲)

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