半田幸子さんが所有している窯=小城市の友楽亭

 小城市に住む半田幸子さん(72)が、陶芸用の窯の引き取り手を探している。大きさは約1・9メートル四方で、付属品に焼き物を運び出すレール2本がある。無料で譲り、運び出しにかかる費用は自己負担となる。

 窯は現代陶芸家だった故金ヶ江和隆さんが使用していたとみられる。金ヶ江さんは有田町の窯元の家に生まれ、前衛的な作品で注目を集めた。九州産業大芸術学部デザイン科の助教授も務めた。窯は金ヶ江さんの妻の実家にあり、3年ほど前に半田さんが購入した。

 佐賀大芸術地域デザイン学部の田中右紀教授(55)は「窯は焼き物全体が十分に焼ける。オブジェのような大きい作品を作るのに特に適している」と話す。問い合わせは半田さん、電話0952(72)6407。

(中島野愛)

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