得点チャンスでわずかにシュートが外れ、悔しがる鳥栖サポーター=佐賀市のモラージュ佐賀

 リーグ史に歴史を刻もうと果敢な戦いを続けるイレブンを、熱いエールで後押しした。サッカー・J1サガン鳥栖は2日、大阪市で行われたリーグ戦でセレッソ大阪に0-1で敗れて今季初黒星。開幕からの連続無失点も「6」で途切れ、J1記録更新はならなかった。それでもサポーターは「記録の重圧から解放され、気持ちを切り替えられる」と前を向いた。

 佐賀市の大型商業施設「モラージュ佐賀」で開かれたパブリックビューイング(PV)には約80人が集まり、食い入るように大型ビジョンを見つめた。GK朴一圭(パクイルギュ)を中心とした粘り強い守備で相手攻撃を阻み続けるたび、拍手が沸いた。

 後半開始早々、一瞬の隙を突かれて今季初失点。「快挙」達成を逃し、サポーターは思わず天を仰いだものの、反撃を信じ、ビジョンに熱視線を送り続けた。その後、幾度か迎えた同点機も、ゴールを捉えることはできず「あぁ」とため息が漏れた。

 三養基郡上峰町の会社員、山下裕史さん(35)は「記録はいつか途切れるもの。せめて勝ちたかった」と無念の表情。ただ「これで無失点のプレッシャーからは解き放たれたはず。次はいける」と期待した。

 福岡県柳川市のアルバイト川口晋吉さん(63)も「記録より、ほしいのはやはり勝利。気持ちを切り替え、チーム一丸で進んでほしい」と話した。(古川公弥)

このエントリーをはてなブックマークに追加