1年越しとなった佐賀大の新2年生の入学式で宣誓する経済学部の竹ノ内結生さん(中央)=佐賀市文化会館

 佐賀大の入学式が2日、佐賀市文化会館で開かれた。新1年生の式とは別に、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で1年前に中止を余儀なくされた新2年生の式も時間をずらして実施され、学生たちが「1年越しの春」に笑顔を見せた。

 2020年度は対面授業が限られ、特に新入生は友人との交流がないなど厳しい状況に置かれてきた。新2年生の式では、学生を代表して経済学部の竹ノ内結生ゆいさん(19)=小城市=が「1年間オンライン授業を受け、大学での学生生活はなかなか送れませんでしたが、入学式を挙行していただき、うれしく思います。学生としての本分を全うします」と誓った。

 兒玉浩明学長は「この1年間は、まさに暗中模索の状況であったと思う」と学生たちを思いやり、「この経験が人間的な強さにつながり、他人の気持ちを理解する上で貴重な体験になる。これからの学生生活に生かして」と呼び掛けた。

 大学によると、対面授業の割合は20年度後期の5割から21年度前期は7割に増えるという。入学者数は20年度が学部生1360人、大学院生301人で、21年度が学部生1340人、大学院生316人。うち留学生は20年度18人、21年度20人。(宮﨑勝)

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