首都圏に加え、大阪、兵庫との不要不急の往来自粛を呼び掛けた山口祥義知事(右)=1日午前、佐賀県庁

 佐賀県は1日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、政府が緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の適用を決めた大阪府と兵庫県について、不要不急の往来と会食の自粛を呼び掛けた。首都圏1都3県にも引き続き同様の対応を求める。

 重点措置には宮城県も含まれるが、佐賀県は「県民の往来実態を考えた時、注意の焦点が関西圏と首都圏にあることを明確にするため」として、宮城を呼び掛けの対象から外した。重点措置は対象が市区町村単位だが、「大阪と兵庫は府県全体に感染が増えている」とみて、府県単位で往来自粛を呼び掛ける。

 対策本部会議で山口祥義知事は3月31日現在の専用病床使用率が3・9%、療養ホテルの使用率5・1%という状況を踏まえ「現時点の(感染は)散発的で県内は『ステージ1』でいい」と述べた。「全国的には『第4波』と言う人もいるが、佐賀もこの先どうなるか、警戒して気を引き締めていく」と強調した。

 県内3人目の変異株疑いが確認されたことに関し、山口知事は「変異株の感染力は強いとされていて要注意だ。早期に(感染者の)囲い込みを頑張ることが大きな成果につながる」との認識を示した。(栗林賢)

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