辞令交付式で、代表して決意を述べる佐藤拓さん(左)=佐賀県庁

代表して辞令書を受け取る坂井悠太さん。コロナ対策のため、新規採用職員を二つに分けて式を実施した=佐賀市役所

 2021年度がスタートした1日、佐賀県内の官公庁や団体で辞令交付式が実施された。新型コロナウイルスの影響で新規採用者はマスクを着用して式に臨んだ。感染拡大に予断を許さない状況の中、それぞれが地域貢献などの思いを胸に新たな一歩を踏み出した。

 ○…佐賀県庁の県民ホールであった辞令交付式には、マスクを着用した新規採用者160人が出席した。全採用者は165人で、このうち民間企業などからの経験者採用は33人と過去最多。山口祥義知事は「組織に多様性があることは素晴らしい。職員同士、敬意を持って仕事をしてほしい」と呼びかけた。

 福岡県の民間企業から採用された産業政策課の佐藤拓さん(36)は「現場第一で、佐賀県の発展や県民の生活の向上のため、誠心誠意職務を遂行する」と力強く語った。(岩本大志)

 ○…佐賀市の辞令交付式は、新型コロナウイルスの感染予防のため、新規採用職員を二つに分けて開いた。辞令書は代表者だけに渡し、「3密」を避けながら市民への奉仕に努めることを誓った。

 新採は19歳から58歳までの74人。通常1人ずつ手渡す辞令書は2人が受け取り、別の2人が緊張した面持ちで服務宣誓を行った。

 秀島敏行市長は「サービスをする相手は市民。分からないことは素直に周囲に聞き、笑顔で接してほしい」とあいさつした。(大田浩司)

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