桑の苗木を植え付ける神埼和桑部会の会員やボランティアたち=神埼市神埼町尾崎

 神埼市の「神埼和桑(わぐわ)部会」の会員やボランティアなど約40人が3月27日、市の新たな特産品「神埼桑菱(くわびし)茶」の原料になる桑を神埼町尾崎に設けた第二農園に植栽した。桑菱茶の2021年度の発売は6月からを予定している。

 桑菱茶は、桑の葉とヒシの外皮をブレンドしたもので、血糖値上昇の抑制や肥満の予防・改善などの効果が期待される。1年目の昨年度は約4500箱(1箱30包)を製造し、10月の販売開始以降、販売するたびに数日で完売する人気で、増産に向けて新たに畑を増やした。

 第二農園約1700平方メートルに1500本の苗木を植え付けた。第一農園も第二農園も耕作放棄地を使っており、神埼和桑部会の髙平増夫部会長(64)は「耕作放棄地の解消につながる。少しでも市民の健康に寄与できたら」と話した。

 桑は5月中旬から9月下旬まで、5、6回収穫できる。第一農園と合わせて桑の葉約12トンの収穫を予定し、ヒシの外皮と混ぜ合わせた商品は約1万箱の製造を見込む。(西浦福紗)

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