シェルターで子どもが食事などをするリビングで、使い心地などを確かめる桑原宏樹施設長=佐賀市内

シェルターで子どもが暮らす部屋。ベッドの配置や机の使い心地などを確かめる桑原宏樹施設長=佐賀市内

 虐待などで居場所を失った子どもが安心した生活を送ることなどを目指す「子どもシェルターばるーん」が1日、佐賀市内に県内で初めて開所する。児童福祉法に基づいた施設で、県内の弁護士や有識者で構成するNPO法人「佐賀子ども支援の輪」(下津浦公理事長)が運営する。入所などの相談を受け付け、5日から本格的に運用する。

 施設長は、長年にわたり少年の立ち直り支援などに携わり、3月末で県警を定年退職した桑原宏樹氏(60)=佐賀市=が務める。女性専用の施設で、テレビや食事を楽しむリビングがあり、居住スペースは2人部屋が3部屋ある。定員は最大6人で、対象年齢はおおむね13~20歳、期間は2週間から2カ月程度を想定している。

 31日の内覧会で、下津浦理事長は「子どもたちが一時期でも安心できるような施設にしたい」と話した。桑原施設長は「ここに来て、ほっとして、羽を休めて、次のステップに進めるような雰囲気にしていきたい」と決意を新たにした。

 問い合わせは同法人、電話0952(37)5963。(小部亮介)

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