玄海町でも運行が始まった移動スーパー「とくし丸」=玄海町役場

 移動手段がなく、買い物が困難な高齢者や町民を支援するための移動スーパー「とくし丸」が30日、玄海町内で営業を始めた。肉や野菜などの生鮮食品や日用品を軽トラックに乗せて月曜~金曜の週5日、町内などを回る。

 「とくし丸」は提携したスーパーの商品を乗せ、事前に申し込みがあった住民の家や広場を定期的に巡回する。玄海町ではAコープからつ店(唐津市熊原)の400品目1200点を取り扱う。玄海町を中心に、唐津市の肥前町、鎮西町、呼子町も回る。

 県内では6台の「とくし丸」が運行。唐津市で運行していた2台のうち1台を玄海町中心の運行に切り替える。町などから補助金を受けて車両を一新、冷蔵庫がこれまでよりも大きくなったという。

 同日、町役場で開かれた出発式で、脇山伸太郎町長が「町内の商店が減り、お年寄りを中心に困っている。とくし丸が動くことで、地域のみなさんが買い物に困らず喜んでくれることを期待する」とあいさつ。テープカット後、早速、到着を待つ町民の元へと向かった。

 「とくし丸」は地域の見守り活動の役割も担っており、町とAコープ九州は高齢者などの見守りに関する協定も締結した。(中村健人)

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