全国教育美術展の内閣総理大臣賞の賞状を手に喜ぶ生徒ら=佐賀市の城北中

 佐賀市の城北中(堤賢二校長)が、「全国教育美術展」(教育美術振興会主催)で、優れた指導をした学校に贈られる全国学校賞の中で内閣総理大臣賞を受賞した。内閣総理大臣賞は全国で3校・園が受賞し、城北中は身近な風景をさまざまな技法で描いた個性豊かな作品が評価された。同校からは、全国最多となる16人が特選を受賞した。

 全国教育美術展は1922(大正11)年に全国図画展として始まり、子どもの絵画コンクールとしては国内で最も伝統がある。80回目を迎えた今回は、2177校から9万7075点の応募があった。

 指導した高野寿隆美術科教諭(57)は、前年度まで勤務した川副中でも全国学校賞を2年連続で受賞している。高野教諭は「古典や最新の技法を紹介し、生徒自身が決めた視点、構図を大切にしてきた」と話す。

 2年の牛島壮司朗さんは「コロナ休みの期間中にも描いた。こんな大きな賞をもらえてうれしい」と笑顔を見せた。2年で美術部の長田明凌あかりさんは「技法の基礎を分かりやすく説明してもらい、色を重ねる面白さを知った」と感謝の言葉を述べた。

 このほか地区学校賞には城北中のほか、巨勢保育園(佐賀市)、鏡山小(唐津市)が入った。(大田浩司)

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