4月1日から運行される大町町の「まちバス」。虹が描かれている

町内29カ所に設置された「まちバス」のバス停

「まちバス」のお披露目式でテープカットする大町町の関係者=大町町役場

 大町町は4月から、コミュニティーバス「まちバス」を運行する。乗客9人が乗れるワゴン車で、東西ルートは週3日、南北ルートは週2日、それぞれ3往復する。買い物や通院など、暮らしを支える町民の“足”が走る。

 お年寄りや車のない人の交通手段を設けようと計画を進めてきた。420万円で車を購入、大町観光タクシーに運行業務を委託する。委託費は713万円。燃料費は町が負担する。

 運行ルートは火、水、金曜日に役場から西に回ってスーパー・トライアルに向かう「東西ルート」と、月、木曜日に北端の不動寺から南に下りてトライアルに向かう「南北ルート」がある。土日祝日と年末年始は運休する。

 所要時間は45分前後で、2ルートとも町役場や町公民館、JR大町駅や中心部の商店街、順天堂病院などには停車する。停留所は29カ所あり、坂道や山道など停留所以外で乗降できる場所も設ける。

 運行時間は両ルートとも午前9時半から午後5時ごろまで。この間に3往復し、全ての便がスーパーで45分~1時間買い物できるダイヤになっている。JRや路線バスに乗り換える時間も考慮した。運賃は100円。介助なしで乗降できれば誰でも利用できる。

 町は「9月までは実証運行とし、利用状況や運行の問題点、課題を把握して修正し、10月から本格運行したい」とする。30日にあったバスのお披露目式で水川一哉町長は「雨と晴れが織りなす虹をデザインし、雨の日も風の日も安全運行できるよう願いを込めた。かわいがって」と呼び掛けた。(小野靖久)

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