協定を締結した市下水道工事協同組合の田島広一理事長(左)と田中泰治上下水道局長=佐賀市若宮の上下水道局

 佐賀市上下水道局(田中泰治局長)と市下水道工事協同組合(田島広一理事長、113会員)は、日常にひそむ事故に備えるため、応急復旧・対応に関する協定を締結した。トラブルの際に協力可能な企業や提供可能な機器などを、組合が年度初めに伝えるほか、研修会なども協力して行う。

 下水道事業に関しては、インフラ整備から維持管理の時代に移行している。昨年9月には下水浄化センター(西与賀町)の設備に不具合が発生。個別に応援を頼むなど苦慮しながら約2日間、不眠不休で作業を行い、道路に汚水があふれる一歩手前でようやく復旧したという。

 田中局長は「協定締結を機に情報を密にし、リスク管理を向上させたい」と話した。田島理事長は「何かあった場合にどこが担うかを明確化することで、確実な準備が可能になる」と述べた。

 市上下水道局は、積水化学工業九州支店と「大規模災害時等緊急事態における上下水道管路資材の供給等に関する協定書」も締結した。(川﨑久美子)

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