2021年度政府予算成立を受け、国土交通省は29日、佐賀市と唐津市を結ぶ佐賀唐津道路に前年度比5千万円増の26億3千万円を予算配分する方針を固めた。有明海沿岸道路は、前年度比でほぼ10分の1となる3億3200万円を配分する。佐賀県関係者は「工事の進展状況を踏まえた順当な配分」とみる。国は30日に公表する。

 佐賀唐津道路は、佐賀市嘉瀬町と鍋島町の国道34号までを結ぶ自動車専用道路(延長4・2キロ)が補助対象。計画では、国道208号の混雑緩和などにつながり、有明海沿岸道路と佐賀ジャンクション(仮称)で連結する。供用開始の時期は未定となっている。

 有明海沿岸道路は、「佐賀福富」で前年度比28億6600万円減の3億円、「福富鹿島」は横ばいの3200万円だった。実施主体の県によると、佐賀福富は2021年夏ごろに10・5キロのうち10キロが供用開始される予定で、工事は順調に進んでいると説明している。

 2019年8月に発生した佐賀豪雨に関連する「河川激甚災害対策特別緊急事業(激特事業)」では、六角川に65億7900万円を配分する。(山口貴由)

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