オープニングイベントで、演奏するピアニストの大坪健人さん=佐賀市の県庁県民ホール

県民ホールに設置されたグランドピアノ。誰もが自由に触れることができる=佐賀市の県庁

 誰もが自由に触れることができるピアノが26日、佐賀市の県庁県民ホールに設置された。市村記念体育館に保管されていたコンサート用グランドピアノを移設した。佐賀県の「ピアノの駅」プロジェクトの一環で、JR新鳥栖駅などに次いで4カ所目。

 プロジェクトは、県と歴史的に交流が深いオランダの音楽文化にちなんで、2018年にスタートした。これまでに新鳥栖駅のほか、小城駅と佐賀駅に配置されている。名称の「ピアノの駅」には、ピアノが駅のように人と人を結び付ける交流の拠点となってほしいという願いが込められている。

 今回、配置されたピアノはヤマハ製のコンサート用グランドピアノ「CF」で、1983年に購入された。

 オープニングイベントとして、ドイツの音楽学校を主席で卒業したピアニストの大坪健人さん(31)=佐賀市=がショパンの「ノクターン第2番」、モーツァルトの「ピアノソナタ第10番第1楽章」など5曲を披露した。大坪さんは「古いピアノだが、状態が良く、音が熟成されている。県民ホールは音がとても響くので、シンプルな曲がよく合う」と話していた。

 ピアノの利用は予約不要。平日は正午から午後1時まで。土日祝日は午前10時から午後5時まで。(古賀史生)

このエントリーをはてなブックマークに追加