佐賀県は28日、20~30代の男女11人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。11人はバスケットボール男子・Bリーグ2部(B2)の佐賀バルーナーズ(佐賀市)の選手やスタッフで、県はクラスター(感染者集団)が発生したとの認識を示した。バルーナーズ関連の感染者は計14人になった。

 佐賀バルーナーズによると、27日に陽性が確認されたチーム内スタッフ3人の濃厚接触者ら27人がPCR検査を受けた。新たに選手9人とチームスタッフ2人が陽性と判定された。11人のうち、6人に症状があり、5人は無症状という。

 チームは「練習中やロッカールーム、試合時のベンチワークの中で、短い時間であってもマスクを外して会話するなど、感染拡大の原因として指摘される場面があった」と説明した上で「クラブ内で感染が拡大してしまった事を深くおわび申し上げる。感染防止・予防対策を徹底して速やかに講じる」とした。

 佐賀バルーナーズは28日現在で、Bリーグ2部でプレーオフ出場圏内の西地区3位(28勝22敗)。リーグ戦は残り10試合だが、今回の感染判明で27、28日の福岡戦と、4月3、4日の愛媛戦は延期になった。代替試合の日程などは決まり次第発表する。

 今回のクラスターについて、県健康増進課の井田政和参事は「感染経路は、東京での行動と推定される。大きな数だが、これが佐賀県内の状況を示しているとは考えていない」と冷静に受け止めていた。

 また、前日に感染が分かった基山町の60代女性は、親族の90歳以上の男性の関連で、この男性はカラオケ喫茶を利用していた。カラオケ喫茶に関連した感染者は県内で91人になった。(山口源貴、岩本大志)

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