小城市長選で5選を果たし、花束を受け取って笑みを浮かべる江里口秀次氏=28日午後10時13分、小城市三日月町久米の事務所(撮影・米倉義房)

 任期満了に伴う小城市長選は28日投開票され、現職で無所属の江里口秀次氏(68)=小城町、4期=が9023票を獲得、無所属新人で市内の文化団体代表の藤田直子氏(68)=三日月町=に5207票差をつけ、5回目の当選を果たした。投票率は35.55%で、両氏による一騎打ちだった前回2017年の42.81%を7.26ポイント下回り、13年の30.67%に次いで過去2番目に低かった。

 江里口氏は28日夜、三日月町の事務所で支持者と喜びを分かち合った。「多くの人たちから激励をもらった。皆さんの後押しで走ってくることができた」と感謝し、「市民の皆さんの声を真しん摯しに受け止め、市政の発展に努めていきたい」と抱負を述べた。任期は4月10日から4年。

 江里口氏は、19年8月の佐賀豪雨を踏まえた牛津川流域での遊水地整備計画の推進などを公約に掲げ「次の4年間が安心・安全な暮らしにつながる重要な時期になる」と市政の継続を訴えた。推薦を受けた自民、立憲民主両党の市議や企業、団体の支援を得て優位に選挙戦を進めた。

 藤田氏は、多久市との公立病院の統合計画の見直しなどを主張した。選挙カーを使わずに自転車で地域を回り、有権者との対話による浸透を目指したが、支持を広げられなかった。

 当日有権者数は3万6671人(男性1万7254人、女性1万9417人)。(谷口大輔)

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