県防災航空センターの開所式であいさつする山口祥義知事=佐賀市川副町

県防災航空センターの開所を記念してテープカットをする山口祥義知事(右から3人目)ら=佐賀市川副町

 危機管理の要となる「佐賀県防災航空センター」(佐賀市川副町犬井道)の開所式が28日、同所で開かれた。同日、センターに駐機する消防防災ヘリコプター(防災ヘリ)の運用も始まった。災害発生時、上空から状況把握や救助活動に取り組む。

 センターは2階建てで延べ床面積は1575平方メートル。1階には格納庫や活動資機材庫、出動準備室などが入る。駐機場は二つあり、総面積は約3ヘクタール。災害時には、全国から集まる応援ヘリの拠点施設として最大22機の受け入れが可能になる。センターには、救助活動や情報収集を担う「県防災航空隊」から、救命救急士の資格を持つ隊員や操縦士ら約10人が常駐する。

 ヘリ購入費は14億690万、センターの建設費は19億773万円。年間の維持管理費は約2億になる見通し。

 開所式では、山口祥義知事が「最初に何かあった時に飛び立って全体像を把握する危機管理の要諦になる」とあいさつした。式では県防災航空隊の紹介もあった。隊長の脇山尚さん(48)は「チームワークが何よりも大事になる」と気を引き締めていた。

 同日、大規模災害を想定し、応援のヘリコプターを受け入れる誘導訓練も実施した。(岩本大志)

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