無人プッシュバック装置の操作方法を教える空港関係者と、参加者=九州佐賀国際空港

 佐賀県民に元気と笑顔を届けたいと、ANAエアサービス佐賀は23日、九州佐賀国際空港で「空港のおしごと体験」を行った。親子連れ14人が参加し、飛行場で働くロボットの見学や航空機の見送りを楽しんだ。普段は入ることのできない場所から見た珍しい光景に、参加者らは興味津々だった。

 プログラムでは、空港関係者が、荷物を積み下ろしや「プッシュバック」に使われるロボット、特殊車両について説明し、参加者は装着や操作を体験をした。プッシュバックとは出発準備のために航空機を後方に押し出す作業。無人の装置「mototok」のリモコン操作を体験した前田唯来さん(5)=武雄市=は「難しかったけど、操作方法は理解できた。またやりたい」と笑顔で話した。この他、飛行場で働くスタッフの作業紹介や、搭乗橋の着脱見学もあった。

 企画を主導した同サービスの村山菜苗さん(27)は「私たちが見慣れてしまった飛行場の光景は、県民の皆さんにとっては特別な景色なのだと改めて感じた。自分たちの力を最大限に生かして、喜びを届けられたのでは」と手応えを感じていた。(中島野愛)

 

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