新型コロナウイルス下でのおもてなしについて、意見を出し合うサポーターたち=佐賀市のマリターレ創世

 東京五輪・パラリンピックの佐賀県内での事前キャンプで活動するボランティア「SAGAキャンプサポーター」の決起会が27日、佐賀市のマリターレ創世で開かれた。サポーター同志で交流を深め、新型コロナウイルス下での外国人選手受け入れに向けて機運を高めた。

 事前キャンプの対象は、フィンランドやニュージーランドなど最大5カ国で、時期は7月上旬から8月下旬を見込んでいる。サポーターは県が募集し、男女43人に決まった。キャンプ中は練習会場の消毒や通訳、見学者への対応、交流事業と幅広く活動する。

 決起会では、サポーターが6班に分かれ、木の棒でピンを倒すフィンランド発祥のスポーツ「モルック」で交流。班ごとに新型コロナウイルス下での選手へのおもてなしについて話し合い、佐賀の自然や料理、焼き物を活用するアイデアなどを発表した。冒頭で県スポーツ課の瀬戸要課長が「皆さんの力を借りて一緒に盛り上げていきたい」とあいさつした。

 嬉野市出身で長崎大3年の杉田彩歌さん(21)は「スポーツを生かした地域活性化に興味があって応募した。コロナで先行きが不透明だからこそ、柔軟に対応し、選手たちがまた佐賀に来たくなるようなサポートをしたい」と話した。 

 県は4月から6月にかけてサポーター向けの勉強会を計5回開く。各回のテーマは通訳やドーピング対策、相手国への理解などを予定している。(円田浩二)

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