神埼清明高生による寸劇で認知症について理解を深める唐津青翔高の1年生=唐津市の同校

 認知症への理解を深め、家族や当事者を支える「認知症サポーター」のオンライン養成講座が18日、玄海町の唐津青翔高で開かれた。神埼清明高2年生が講師役を務め、自作した寸劇や紙芝居で認知症の知識を伝えた。

 青翔高の社会福祉系列1年生14人が聴講した。清明高の生徒たちは、認知症のお年寄りと高校生のやりとりを実演した劇や、「ウサギとカメ」の童話を取り入れた紙芝居を発表。「探し物をしている時は自分で気づいてもらうことが大事。いきなり探していた物を差し出すと『盗まれた』と思ってしまうこともある」と接し方を紹介した。

 看護師を目指す青翔高1年の石田輝来良さんは「ゆっくり分かりやすく、個人を尊重するような接し方を学んだ。同じ高校生から学び、劇や紙芝居も理解しやすかった」と話した。

 認知症サポーターは症状の正しい知識を持ち、身の回りのできる範囲で当事者や家族を手助けする。オレンジリングがサポーターの証。清明高の生徒は10人が養成講座の講師の資格を持ち、地元の小学校などで講座を開いている。(横田千晶)

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