オンラインセミナーで礼拝や断食など、イスラム文化について解説するスリ・ブディ・レスタリさん

 佐賀県国際交流協会は27日、イスラム文化を学ぶオンラインセミナーを開いた。インドネシア出身で、立命館アジア太平洋大学特任講師のスリ・ブディ・レスタリさんが、日本での生活経験を交えてイスラム教徒の食事や生活習慣などを説明した。

 佐賀県内に5年間の在住歴があるレスタリさんは、1月1日現在で県内にイスラム圏出身者が700人以上暮らしていることを紹介。礼拝を1日5回することや食の禁忌などのイスラム文化の特徴を詳しく説明した。その上で「生活習慣やタブーは各家庭や個人で違う。イスラムとひとくくりにせず、違いも文化として見守って」と呼び掛けた。

 セミナーは、高校生の県下一斉模擬試験(県模試)の設問にイスラム教徒への誤解や偏見を招きかねない表現があったことを受け、イスラム文化の基礎知識を持ってもらおうと企画した。4月10日と24日にも開催する。問い合わせは同協会、電話0952(25)7921。(石黒孝)

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