総務省消防庁は26日、2020年の救急車出動件数が08年以来12年ぶりに減少に転じ、前年比10・6%減の593万3390件だったとの速報値を公表した。佐賀は9・6%減の3万3252件だった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛などで急病や交通事故が減ったのが要因。高齢化を背景に19年までは10年連続で過去最多を記録していた。

 内訳は急病が最多の385万670件だったが、前年比では11・2%減。負傷は6・1%減の95万1937件、交通事故は15・3%減の36万6297件だった。運動に起因する出動は2万3872件で43・3%減った。

 一方で「自損行為」は5万4924件で5・0%増えた。担当者は「自殺者が増えたことと関係している可能性がある」としている。

 搬送者数も12年ぶりの減少で前年比11・4%減の529万4045人。佐賀は10・2%減の3万852人だった。62・3%を65歳以上の高齢者が占めた。(共同)

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