「卒業や 校舎まぶしき 千の窓」 桜の花も咲き始めた今日この頃、この春ご卒業を迎えられた卒業生ならびに保護者の皆さま、ご卒業おめでとうございます。

 2020年度は新型コロナの影響で入学式やサークル活動が延期になったり、授業がオンラインだったりと、人と人とが直接触れ合えないゆえのメンタルヘルスの問題のニュースが少なくありませんでした。そこで今回は、新生活に向けて大切だと思うこと、「(1)読書(2)新聞(3)ふるさと」についてお話します。

 (1)読書:おすすめの本をいくつかご紹介します。

【いつやるか?今でしょ! 林修・著】物事のとらえ方を変える「人生の教科書」と、帯に紹介されていますが、私の場合は医師となり仕事の方向性で悩んでいた時、この本の中にあった「勝ち易きに勝つ」との言葉で、進むべき道に迷いが無くなりました。

【人は話し方が9割 永松茂久・著】コロナ禍におけるコミュニケーションのあり方について、大変参考になりました。

【あつかったら ぬげばいい ヨシタケシンスケ・著】夜、子どもが寝る時に読み聞かせしていた本ですが、ユーモアがあって大人が読んでも心が楽になる、癒される本でした。

 (2)新聞:新聞を読むことで社会情勢だけでなく、冒頭に紹介したメンタルヘルスの問題やその対策、地元の友達の頑張りや最近読まれているお薦めの本など、いろんな情報を得て励みになります。

 (3)ふるさと:一人で新天地に向かう方は不安や心細さもあると思いますが、卒業式を思い出して「自分には、きつくなったらいつでも帰って来られるふるさと佐賀がある」ことを決して忘れず、新生活を過ごしてほしいと思います。 卒業生の皆さま、これからもすくすくと「やさしい心」を育み、いろんな方々とのご縁、感謝の気持ちを忘れずに、新たな道を一歩一歩、歩んで行ってください。(JCHO佐賀中部病院 脳神経内科・リハビリテーション科 部長 南里悠介)

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