写真とその説明に、漢字1字でタイトルをつけた留学生の作品

作品展の展示に当たった学生たち=鳥栖市本鳥栖町のフレスポ鳥栖

 鳥栖市のCODO外語観光専門学校(城野正則校長)の留学生による写真展が、鳥栖市の商業施設フレスポ鳥栖で開かれている。「私のとっておきの一枚」と題し、写真とその説明文に、漢字1字でタイトルを付けて展示している。故郷の家族や日本での生活を象徴する写真が並び、「学生たちの思いを知ってもらえたら」と同校スタッフは話す。31日まで。

 日本語学校を卒業し、進学に向けて語学力を磨く語学研究学科の78人が出品した。ベトナム出身のチャンティ・マイアインさんは「敬」と題して留学前、尊敬する祖父と最後に撮った写真を使い「葬式もスマホでしか見られず、お金を稼げたらあげると約束したけど、果たせなくなった」と記した。ネパール出身のバスネット・アスミタさんは「育」として、野菜を売って仕送りしてくれる両親と弟の写真を展示、「育ててくれた両親が大好き」と書いた。

 ネパール出身のライ・ザムナさんは、アルバイト先のタマネギ畑で1日8時間、日本人作業者と一緒に収穫した「畑」を紹介。近くにコンビニがなく、昼ご飯が買えずに困ったという。親が決めた結婚相手がスマイルする写真をフェイスブックで見つけ、一目で好きになったネパール出身のラミチャネ・サプコタ・サラソティさんの作品は「笑」で、その時の写真を載せ、「夫は写真でイメージした通りの人なので、幸せです」とした。(樋渡光憲)

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