県内の新型コロナウイルス感染状況などを説明する山口祥義知事=県庁

 佐賀県は26日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開いた。ワクチン接種に関し、県内の医療従事者への優先接種は6月中、65歳以上の高齢者への接種は8月から9月上旬をめどに完了するとの見通しを示した。

 政府の方針では、県内の高齢者約25万人分のワクチンは6月末までに届けられる予定。原惣一郎県民環境部長は「各市町の施設数や態勢に違いがあり、終わる時期の予想は難しいが、1回目と2回目の接種間隔も踏まえると8月か9月上旬ごろと考えている」と述べた。優先接種についても、ワクチン配布の時期から予想したと説明した。

 県内で初めて変異株への感染疑いが確認された大阪府の20代男性に関する報告もあった。野田広医療統括監は、男性が帰省先の佐賀県ですぐにPCR検査を受けた点に触れ「非常に冷静な行動を取った」と評価した。山口祥義知事は「変異株の感染は急拡大する恐れがあり、重症化など未知の部分も多い。初期の対応が大事」と呼び掛けた。(円田浩二)

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