「高校生平和大使」の応募を呼び掛ける第23代大使の川﨑花笑さん=佐賀県庁

 核兵器廃絶を世界に発信する「高校生平和大使」に関し、佐賀県派遣委員会は第24代大使を募集している。核兵器の廃絶や平和を訴える署名活動に取り組み、8月にスイス・ジュネーブの国連欧州本部を訪問する予定。新型コロナウイルスの影響で派遣の先行きは見通せないが、第23代大使の川﨑花笑(はなえ)さん=鹿島高2年=は「勇気を出して踏み出して」と応募を呼び掛けている。

 平和大使は1998年から毎年派遣している。佐賀県枠は12年に設けられ、今回で10代目になる。

 昨年は新型コロナの影響で国連欧州本部への派遣が中止になったが、川﨑さんは学徒動員で犠牲になった人の追悼式を鹿島高で開くなど精力的に活動した。オンラインで国連の中満泉事務次長と意見交換もした。

 川﨑さんは「コロナ禍でもできることを探して活動してきた。困難な状況でも、平和を訴えて活動することはたくさんあると感じた」と話し「高校生でしか挑戦できない大きなチャンス」と応募を呼び掛けた。

 任期は約1年。選考会は4月29日午後1時から、佐賀市高木瀬町の県教育会館で実施する。平和に関する自己アピールや小論文、面接がある。希望者は4月23日までに郵送で申し込む。問い合わせは、県派遣委員会、電話0952(32)2211。(岩本大志)

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