複数の関係者によると、古賀さんはがんのため昨年3月に腎臓を片方摘出し、見た目にもやせていた。昨秋の講道館杯全日本体重別選手権では現場を訪れ「まあまあ元気」などと笑顔を見せていたが、最近になって腹水がたまるなど体調が悪化したという。

 古賀さんと講道学舎で鍛え、バルセロナ五輪の男子78キロ級でともに頂点に立った吉田秀彦さん(51)=パーク24総監督=は「信じられない気持ちでいっぱい。奇跡を信じたが、かなわなかった」と悲しんだ。

 同五輪直前に自身との練習で左膝に重傷を負いながら優勝した故人をしのび「あの精神力は今の私の支え。今の私があるのは古賀先輩のおかげと言っても過言はありません」と感慨を込めた。

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