肥前山口駅の駅名変更について所感を述べたJR九州の青柳俊彦社長=福岡市の同社

 JR長崎線と佐世保線の分岐駅である肥前山口駅の駅名を「江北駅」に改称するための予算を杵島郡江北町議会が可決したことについて24日、JR九州の青柳俊彦社長は「自治体の意向に沿う形で進めていきたい」と名称変更を受け入れる考えを示した。

 福岡市での定例会見で言及した。青柳社長は駅名の変更について「地元の皆さんが決めること。皆さんが一致して『ぜひ変えてほしい』ということは、それに沿うような形で進めたい」と述べ、近く江北町側から要望書が提出される見込みと説明した。

 町は2022年に町制70周年を迎えることを理由に、この年の秋ごろに予定されている九州新幹線長崎ルートの暫定開業に合わせた駅名改称を目指している。青柳社長は「われわれの考えているスケジュールと地元の皆さんの考えは合っていると聞いてる」と話し、十分に間に合うとした。

 長崎ルートの整備方式検討区間(新鳥栖―武雄温泉)に関する国土交通省との2者協議に関しては昨年11月の初会合以降、動きがないとし「国と(佐賀)県との話が前進していないことによるのではないかと思っている」と改めて進展を希望した。(大橋諒)

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