手術の順番を待つ猫とボランティアの人たち=伊万里市松島町

猫の避妊去勢手術をする山口武雄さん(左)=伊万里市松島町

 有田町の動物保護団体「アニマルライブ」が22日、野良猫の避妊去勢手術を伊万里市松島町の専用施設で始めた。今後も月1回のペースで行う予定で、野良猫の持ち込みを受け付ける。

 繁殖を抑え、殺処分を減らすための取り組み。同団体は閉院した松島町の動物病院の施設を借り、24時間対応の動物病院をつくる準備を進めている。夏以降を予定している開業までの間、野良猫の不妊手術の施設として使うことにした。

 この日は、伊万里市や周辺の市町で保護された46匹が持ち込まれた。犬猫の殺処分ゼロを目指して活動する獣医師、神奈川県の山口武雄さん(73)が執刀し、ボランティア15人が協力した。猫は手術済みの印として、耳先をV字形に切り取った。桜の花びらに似ていることから「さくらねこ」と呼ばれている。

 料金はワクチン接種や寄生虫駆除を含めて1匹6600円。通常より安くしている。同団体の岩﨑ひろみ代表(62)は「活動を通して野良猫を地域で見守ることへの理解を広げたい」と話す。問い合わせは岩﨑さん、電話080(3940)7178。(青木宏文)

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