ソフトボールの東京五輪代表に選ばれた佐賀女子高出身の藤田倭(やまと)投手(30)=ビックカメラ高崎=と内藤実穂(みのり)内野手(26)=同。2人は金メダルを狙う日本代表の投打の要で、宇津木麗華監督は厚い信頼を寄せている。

 代表選手が勢ぞろいしたオンライン会見。藤田とともに、2008年の北京五輪で金メダルの立役者となった38歳の上野、20歳の後藤の3人を投手に選んだ宇津木監督は「上野や藤田は1試合を投げ切れる。いろんな投手を使うより、エースとして一つ一つの戦略に応えてほしい」と語った。

 藤田は、所属するビックカメラ高崎でも上野とチームメート。「どれだけ準備して五輪に入れるかが大事。空気にのまれないように、分からないことは上野さんに聞きたい」と大先輩への信頼を口にし、五輪までの4カ月間で「しっかりとしたコントロールやボールの質を上げて、役割を果たしたい」と決意を口にした。

 チームの特長として守備力を掲げる宇津木監督は、内藤にも高い期待を寄せる。宇津木監督は「競技に対する情熱、スクイズなど細かいプレーは彼女が一番と思っている」と評価。内藤は「自分の役割を全うし、チームの勝利に貢献したい」と気合を入れ、「高校の偉大な先輩である藤田さんと、同じチームで日の丸を背負えてうれしく思う。佐賀で3年間育ててもらったので、元気や勇気などいろんなものを与えられたら」と恩返しを誓った。(山口源貴、草野杏実)

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