風力発電所の建設現場に運び込まれたブレード=唐津市鎮西町(パノラマ撮影)

 まるで巨大な“刃(やいば)”―。唐津市の湊や鎮西町などで陸上風力発電所を建設している、九州電力の子会社「九電みらいエナジー」は23日、報道陣に建設現場を公開した。鎮西町八床の現場には、長さが約53メートルある風車のブレードが運び込まれた。

 同発電所は「唐津・鎮西ウィンドファーム」で、昨年8月に建設が始まった。1基当たり出力3400キロワットの風車を8基設置する予定で、1年間に一般家庭約1万7千世帯分の年間消費に相当する電気を起こす。これまでに、3基の工事が完了している。

 同日は、4号機のブレードを同市相賀から輸送。輸送機に乗せたブレードが電線や樹木に接触しないよう高さを調節しながら、10人ほどの作業員で慎重に運び入れた。今後、3枚のブレードを組み合わせ、高さ約80メートルまでつり上げる。

 5月までに全基の工事を終え、7月から試運転、10月からの運用開始を目指している。(中村健人)

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