全国大会でグランドグランプリに輝いた「海男」のメンバーら=東京ミッドタウン日比谷(にっぽんの宝物事務局提供)

 全国各地の地域資源の農水産物などを生かして開発した商品を競う「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」で、有明海産のカキを発表した藤津郡太良町の養殖業者「海男」が最優秀賞のグランドグランプリに輝いた。素材の魅力やおいしさを追求する取り組みが評価された。

 全国大会は6回目で、20、21の両日に東京で開かれ、61事業者が10部門に分かれて出場した。予選となる地域大会には今回、佐賀県が初めて加わった。

 海男は「最強素材部門」で「海男オイスター」を発表し、全国11カ所を訪れて養殖試験をするなど試行錯誤を重ねて理想の形状や味を目指してきたことを報告した。代表の梅津聡さん(47)は息子2人と養殖を手掛けていることも紹介し「若い世代のために、夢のある魅力的な漁業にすることが使命」と強調した。

 審査員の試食では素材の甘みや食感などが好評で「質が高く、『攻め』のプロモーションや工夫も印象的」と評価された。各部門の最優秀が競うグランドグランプリでもトップとなり、梅津さんは「漁業の分野でもチャレンジできることを示し、共感が得られてよかった」と喜んだ。

 県関係では、最強素材部門で「日本初!オーガニック自然薯」(ささき農園)、「新体験・イノベイティブ部門」で「きのこのき」(せふりん農園)が部門別の準グランプリを獲得するなどした。(山本礼史)

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