電子黒板でケアプランを表示しながら、発表する生徒=神埼市の神埼清明高

大和青藍高(福岡県)の生徒の発表をメモを取りながら真剣に聞く神埼清明高の生徒ら=神埼市の同高

福岡県の高校生と愛知県の施設関係者に向けて、カメラ越しにケアプランを発表する生徒(左)ら=神埼市の神埼清明高

 神埼市の神埼清明高生活福祉系列と、福岡県直方市の大和青藍高介護福祉科をリモートでつなぎ、生徒が互いに介護計画(ケアプラン)を発表するコンテストが両校で開かれた。生徒らは利き腕を切断し、認知症を患う男性の支援策をまとめ、画面越しに披露した。

 高校生が既成概念にとらわれず、より良い支援を模索し、アイデアの共有や福祉を学ぶ高校生同士の交流を図ることを目的に11日に実施。両校の代表が2班ずつ発表した。生徒らは男性の支援として、野球好きなことから「日中の活動量を増やすために、ストラックアウトを行う」、「音声入力可能な機器で日記を書く」などをケアプランに盛り込んだ。

 交流のある愛知県の社会福祉法人も協力し、講評で「被介護者が受け入れやすく、負担がない習慣をプランに入れる」「1日1・5リットルの水分補給が重要で、症状の緩和や改善につながるといわれている」などアドバイスした。

 神埼清明高2年の小林明菜さん=佐賀市=は「(大和青藍高の)理学療法士と連携したリハビリの提案など思い付かない考えだった」と刺激を受けた様子で、「次は、本人はもちろん、介護する家族にも負担がないように意識してプランを作りたい」と話した。(西浦福紗)

このエントリーをはてなブックマークに追加