「譽田屋源兵衛」十代目の山口源兵衛さん=佐賀市水ケ江の十彩(Toiro)

 江戸期・元文年間の創業で280年超の歴史を誇る帯の製造販売「譽田屋源兵衛」(京都府)の展示会が19~21日、佐賀市水ケ江の十彩(Toiro)で開かれた。19、20日には同店の十代目で日本を代表する帯職人の山口源兵衛さん(72)が来佐し、来場者らに帯の魅力を伝えた。

 山口さんは約1500年続く染色技術の歴史を守りながら、革新的なアイデアで帯を作り続け、着物業界で大きな存在感を放っている。日本古来の染色技術を生かすアパレルブランド「NOBLE SAVAGE」を昨年立ち上げている。

 今回展示した青の花をデザインした帯は、ラピスラズリと呼ばれる青色の宝石を糸にした材料で織った作品。繊細なきらめきがひときわ目を引いていた。

 山口さんは「日本の染色技術の高さを多くの人に知ってほしい。佐賀の皆さんも、もっと着物に親しんで」と話した。(中島野愛)

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