マウンテンバイクとともに乗ってきた列車に手を振る参加者=17日、有田町の蔵宿駅

自然の中でサイクリングを楽しむ参加者=17日、有田町下内野

 自転車で有田町の田園風景と農産物を楽しむ、ガイド付きのサイクリングツアーが商品化された。野草や野菜を収穫してレストランで味わい、駄菓子の店にも立ち寄る。コースの一部は、松浦鉄道に自転車を乗せて移動するという普段はできない体験も実現した。

 コロナ禍もあいまってサイクルツーリズムの人気が高まる中、同町の有田まちづくり公社が企画。マウンテンバイクで西有田地区の自然と食を体感する。

 コースの目玉の一つが、一部で自転車を列車に乗せて移動できること。欧州などでは自転車専用の置き場を設けた列車もあるが、国内では持ち込みに制限がある場合が多い。このツアーでは松浦鉄道の協力で可能になった。

 ツアーは同公社発着で約3時間。三代橋-蔵宿間を列車で移動した後、農家でアスパラを収穫、蔵宿川でクレソン摘みを体験する。駄菓子を扱う商店や、国産キクラゲの生産販売を手掛ける事業所に立ち寄り、昼食はレストランで収穫した野草なども味わう。帰りも一部鉄道を利用。内容は季節で変更もある。

 17日には山口祥義知事らが視察体験。参加者は「風景がいいし、食べ物がおいしい」と、食と自然の豊かさを満喫していた。4月から本格実施の予定。

 マウンテンバイクやヘルメットのレンタル、昼食代、保険など込みで1人6千円~。対象は18歳以上で、1回の参加者は2~6人を想定。町内では他に2コースがある。問い合わせは同公社、電話0955(25)9170。(古賀真理子)

 

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