応援ステージで力強いばちさばきを見せる大和太鼓保存会=佐賀市文化会館

SAGA2024国スポ体験コーナーで、フェンシングにチャレンジする児童=佐賀市文化会館前

参加者と一緒に走る土佐礼子さん(左)=佐賀市のSAGAサンライズパーク陸上競技場

筋トレの前後で心拍数を比べ、自分に合った運動の強度を探った「体づくり講習会」=佐賀市文化会館

パネルの前で写真を撮る来場者=佐賀市文化会館前市民広場

 「さが桜マラソン2021」(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会・佐賀県・佐賀市・神埼市主催、ミサワホーム佐賀特別協賛)の関連イベント「さが桜サンクスデー」が21日、佐賀市のSAGAサンライズパーク一帯で開かれた。講習会や競技体験コーナーなどがあり、ランナーや親子連れが交流を楽しんだ。(山口源貴、草野杏実、大橋諒)

 

■「楽しんで」土佐礼子さんが助言

 ○…アテネ、北京五輪女子マラソン日本代表の土佐礼子さん(44)=三井住友海上=を講師に招いた「ランニング講習会」が、SAGAサンライズパーク陸上競技場で開かれた。土佐さんは参加者約60人と一緒に走り、技術だけでなく、楽しみながら走ることの大切さをアドバイスした。

 講習会は初心者と経験者の2クラスに分けて開かれた。初心者クラスでは、入念な準備体操の後に3000メートル走に挑戦。土佐さんは「しっかりした姿勢で、目線は前の人のお尻付近を見て。あごは引いて走って」と声をかけ、各参加者のペースに合わせて並走しながら会話も楽しんだ。

 トラック7周半を走り終えた参加者は、息を切らしながらも晴れやかな表情。土佐さんは「長く走り続けるには無理をしない。走るのが嫌にならないように楽しんで走って」と気持ちの大切さも伝えた。

 土佐さんが桜マラソンにゲスト参加するのは2019年大会に続いて2度目。初心者クラスに参加した早川裕さん(49)=佐賀市=は、「土佐さんと一緒に走れて楽しかった。準備体操は重視していなかったが、体が伸びるのを感じて大切だと思った」と話していた。

 

■パネルアーチ前でポーズ

 

○…佐賀市文化会館前広場には、写真撮影用に桜模様をあしらったパネルと、例年ゴール地点に設置しているエアアーチが用意された。パネルの前で息子の颯友ちゃん(1)と写真を撮った景山麻理絵さん(34)=佐賀市=は「来場した記念に撮りました」と話した。

 今大会は期間中にフォトコンテストを実施している。2部門からグランプリを決め、入賞者には古湯熊の川温泉旅館利用券を贈る(5千~5万円相当)。写真はSNSかメールで応募できる。詳しくは大会ホームページで。

 

■フェンシングなど体験

 

○…2024年に佐賀県で開催される国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会(佐賀国スポ)の魅力を、多くの人に知ってもらおうと、佐賀県と佐賀市はPRブースを設置した。

 体験コーナーでは、子どもたちがフェンシングとビームライフル競技に挑戦。佐賀商業高フェンシング部に技術やルールを教わった佐賀市の山口堯寛さん(高木瀬小6年)は「テレビで見たことはあったけど、やったのは初めて。チャンバラと違って、剣を突くのが難しかった」と言い、「佐賀国スポに全国の選手が集まるのは楽しみ」と声を弾ませた。

 佐賀市の担当者は「来年度からボランティアの募集を始める予定で、多くの人の支えが必要になってくる。大会の機運を盛り上げていきたい」と話した。

 

 

■演奏やダンスでエール

 

○…例年は沿道からランナーを勇気づけている吹奏楽やダンス。ことしは佐賀市文化会館に4団体が集い、ステージで演奏やパフォーマンスを見せて、全国のランナーにエールを送った。

 このうち、例年は37・2キロ地点の「さが水ものがたり館」(佐賀市大和町)でランナーの最終盤の走りを後押ししている大和太鼓保存会は、一糸乱れぬばちさばきで力強い演奏を披露した。

 ステージの模様は、佐賀新聞YouTube公式チャンネルでライブ配信した。

 

 

■筋力アップ専門家指導

 

○…筋力向上や骨を丈夫にするために必要な、自分に合った運動の強度を知るための「体づくり講習会」には約30人が参加した。

 日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーで、理学療法士の北島貴大さん=ひらまつ病院=の指導の下、参加者たちは4分間でスクワットや腕立て伏せなど複数の筋トレに挑戦。安静時と運動後の心拍数を比べて、トレーニング効果が見込める運動の強度を理解した。

 会社員の平野縁さん(51)=佐賀市=は「マラソンは唯一の楽しみ。来年の大会に向けて筋力アップに取り組みたい」と意気込んでいた。

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