劇団東演「マクベス」の1シーン(提供写真)

 演劇鑑賞団体「佐賀市民劇場」は2月27、28の両日、佐賀市文化会館で劇団東演の舞台「マクベス」(W・シェークスピア原作)を上演した。2016年に亡くなったロシア人演出家V・ベリャコーヴィッチさんの最後の演出作品が、圧倒的な世界観で観客を沸かせた。

 同作には、ロシアのユーゴザパト劇場からも魔女と殺し屋、ヘカテ役で俳優4人が参加。鍛え抜かれた筋肉で異形のものを演じて見る者を驚嘆させた。

 舞台上には舞台転換で重要な役割を果たす堅固な扉がそびえ立つ。城の門や豪華な広間のドアになり、物語の中で次々と姿を変えながら時空を超えてみせた。能登剛さん演じるマクベスの姿は時に戸惑い、恐怖し、もろい自信にすがる。悲しさとおかしみを交えながら、人間存在のはかなさを感じさせた。

 4月の例会は、いずみたくさんのメロディーが心に染みるイッツフォーリーズの「ミュージカル おれたちは天使じゃない」を26日午後7時と27日午後1時から佐賀市文化会館で上演する。

 例会の観劇は会員限定。入会希望者は3人以上のサークルを作るか、既存のサークルに入り、1年以上継続する。入会費は2500円、会費は月2400円。問い合わせは同劇場事務局、電話0952(26)0791。(花木芙美)

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